
・景気や金利の状況に応じて、強い株・弱い株が出てくるとされています。その中で、管理者も含めて多くの方が意識されているのが「セクター」というものではないでしょうか。今回は、状況に応じた株式を購入できるように、セクターローテーションについて勉強していきましょう。
景気や金利の状況で変わる!!各状況下での強いセクターは?

・自分で作ろうかと思ったのですが、的を得ている図が既にあったので使わせていただきました。管理者は、SBI証券のサイトから拝借させていただいたのですが、そのSBI証券も「コンテクスチュアル インベストメンツ」という会社様から拝借されておられてます。この会社、実はyoutuberの「じっちゃまこと、広瀬隆雄様」が働かれている会社となっています。すごく参考になる配信を行なっている方なので、ご紹介としてURLを貼らせていただきます。
Takao Hirose(youtube)
https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww
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2022年2月11日現在、あなたはどのように判断していますか?
まずは判断材料を示します。
①金利について
⇨一つ目は、金利ですね。米10年債の金利は1.94%です。この数値は歴史的に見ればそれほど高い値ではありませんが、消費者物価指数の上昇率が7.5%となっており、数字以上に悪い状況に見えます。
②ミシガン大学消費者信頼感指数(消費者マインド)
⇨消費者マインドは、リーマンショックの頃くらいまで、下がり始めています。この状況では、景気は良いとは言えなさそうです。

③コアPCE
⇨FRB(アメリカ中央銀行)が最重要視している数値。消費物価動向。コロナが影響している部分は、「供給」「不明確」の部分らしいです。つまり、FRBがコントロールできるインフレ部分は、現在の半分程度とのことらしいです。

管理者が必要だと思う材料は示しました。あなたは、どのように判断しますか?

・「①」と判断するならばハイテク株が「買い」となります。同じように②、③、④は、、、と判断します。管理者は、現在、「②」あたりだと考えています。理由は、上記材料に加えて、金融株とエネルギー株の上昇が見られるからです。そして、逆イールドが発生すれば、金融株の業績は落ちますので、いよいよリセッション入りとなりそうです。
・とまぁ、これはあくまで管理者の判断ってことです。加えて、このグラフも絶対では無いので、盲信はいけません。あくまで参考です。
Twitterの皆さんの意見を集めさせていただきました。
・普段から株を見ていて、ニュースをチェックしている方の意見は、結構分かれていましたが、ここ10年くらいハイテク株の一強だったものが段々と意見が分かれ始めています。つまり、皆さんの目はハイテク株から次のセクターに目が移り始めていることがわかります。景気もお金も回るものなので、そのあたりの感覚を皆様も持たれていると言うことになります。
・このブログを見てくださった皆様はどのように判断されますか?ちなみに、いろいろな投資手法が存在します。セクターごとに投資をされる方は、景気や移り変わり、流行り廃れについて敏感になっておかなければならなく、アンテナの感度が悪い人は利益を得ることができない世界観になっています。
投資時期を考えたり、セクターや個別株に焦点を当てたくない方は・・・
・指数を買う、、、つまり米国全体に分散投資や世界全体に分散投資を行う手法があり、これに関しては株に関して普段は何も考える必要がありません。愚直に毎月積み立て投資を行うだけです。むしろ目標額を貯め切った後に、取り崩すときに苦労するくらいかなと思います。あとは、分散が効いている分、「1発逆転」みたいな値動きはしないので、じっくり確実に増やしていくタイプの投資手法になります。この手法は、下記にご紹介させていただきます。以下の3つの商品の内、どれもが投資の世界で正解と呼ばれる商品たちです。
おすすめの投資商品を挙げておきます
①S&P500に連動する商品、米国株の成長を取り込むことができるETF
ETF: VOO
投資信託: eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
②アメリカ市場全体に分散投資できる商品、米国株の成長を取り込むことができるETF
ETF: VTI
投資信託: 楽天・全米株式インデックス・ファンド
③先進国・新興国関係なく全世界の株式に分散投資できる商品、世界経済の成長を取り込むことができるETF
ETF: VT
投資信託: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・今後10年間も米国が世界経済の牽引役になるなら米国株投資ですし、今後は世界の中心はどこか別の国に変わっていくと考えるなら全世界株投資だと思います。どれに投資するかは、自分の頭で考える必要があるかと思います。
おすすめのネット証券会社
※リーケンの独断で3社のみの情報に絞っています。上記以外の証券会社でも、取り扱いのある会社はありますが、余程、特殊な取引を求めない限りは、上記3社で十分です。
暗号資産の取扱い会社