
まずは、セクターの位置付けを確認

資産としてのヘルスケア株の捉え方
・景気が弱くて、金利が低くなった時に投資妙味がありそうです。最近では、コロナの時に大活躍したファイザーやモデルナが記憶に新しいですが、これも従来の考え方から言えば合致しているかなと思います。コロナで景気が悪くなり。金利も低い状態でしたので、特需のような感じもしますが、セクター別の投資時期から言えば合致していたのではないかと考えています。
・ただ最近は、人は長生きを昔よりも求めるようになっています。生活水準が上がってきたからです。食べるのにも必死だった頃と比べると、少し雰囲気が違うかもしれません。
どんな投資先があるのか
①投資信託
・良い投資先を見つけることができませんでした。
②ETF

・ブラックロック社のETFは、純資産が少ないのでXLVかVHTのどちらかの購入が良さそうです。日本株のETFに魅力を感じるのであれば、1621も一考の価値がありそうです。
・NF医薬品TPX17(1621)
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1621-j.pdf
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・ティッカー:XLV (サイト:ブルームバーグ)
https://www.bloomberg.co.jp/quote/XLY:US
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・ティッカー:VHT (サイト:ブルームバーグ)
https://www.bloomberg.co.jp/quote/VCR:US
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③個別株
・会社名:武田薬品工業 / 証券コード:4502 / 日本株、東証
・会社名:第一三共 / 証券コード:4568 / 日本株、東証
・会社名:中外製薬 / 証券コード:4519 / 日本株、東証
・米国株で言えば、ETFの中に組み込まれている銘柄がそのままおすすめの銘柄になります。ちなみに、XLV、VHTも上位銘柄はほとんど同じ銘柄になります。

ヘルスケアセクターの重要性を再確認
・ひと昔前とはずいぶん印象が異なってきている分野になります。設備投資や実験費が大きくかかりますので、金利が低い方が良いに越したことはありませんが、このセクターの重要性が格段に増していると考えています。人は長生きができるようになったからです。もしかしたら、不況であろうと好景気であろうと、金利が多少高かろうと、富裕層からの支持が集まる分野として位置づけが変わっていくかもしれません。注視が必要になると考えています。
投資時期を考えたり、セクターや個別株に焦点を当てたくない方は・・・
・指数を買う、、、つまり米国全体に分散投資や世界全体に分散投資を行う手法があり、これに関しては株に関して普段は何も考える必要がありません。愚直に毎月積み立て投資を行うだけです。むしろ目標額を貯め切った後に、取り崩すときに苦労するくらいかなと思います。あとは、分散が効いている分、「1発逆転」みたいな値動きはしないので、じっくり確実に増やしていくタイプの投資手法になります。この手法は、下記にご紹介させていただきます。以下の3つの商品の内、どれもが投資の世界で正解と呼ばれる商品たちです。
おすすめの投資商品を挙げておきます
①S&P500に連動する商品、米国株の成長を取り込むことができるETF
ETF: VOO
投資信託: eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
②アメリカ市場全体に分散投資できる商品、米国株の成長を取り込むことができるETF
ETF: VTI
投資信託: 楽天・全米株式インデックス・ファンド
③先進国・新興国関係なく全世界の株式に分散投資できる商品、世界経済の成長を取り込むことができるETF
ETF: VT
投資信託: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・今後10年間も米国が世界経済の牽引役になるなら米国株投資ですし、今後は世界の中心はどこか別の国に変わっていくと考えるなら全世界株投資だと思います。どれに投資するかは、自分の頭で考える必要があるかと思います。
おすすめのネット証券会社
※リーケンの独断で3社のみの情報に絞っています。上記以外の証券会社でも、取り扱いのある会社はありますが、余程、特殊な取引を求めない限りは、上記3社で十分です。
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