![考え方編9:[長期投資]グロース株と高配当株(キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを取るか?)② 〜何の為にお金を増やすの?貯めるため?使うため?〜](https://ri-ken-bookinfo.com/wp-content/uploads/2021/08/2.png)

実は使うのって難しいなぁ。

仮に1千万円渡されたら「貯金」というヒトが大半だと思うのじゃ。
実は、「いついつにコレコレの為に使うから、今は貯金する」というところまで考えて行動できるヒトは少ない・・・

お金はどのように使うかまで、ある程度考えておいたほうが良さそうだな。
・ツイッターなどをみても、「こんなにお金を儲けました」
「これだけ貯金しました」なんてヒトはたくさん
いるけど、「こんなに良いお金の使い方しました」というヒトはあまり見ないです。
・地味で分かりづらいけど、使い方って結構大事だと思います。
1億円貯めても、散財してしまえば虚無感が残るだけだし、
かといってお金を増やすためだけに人生の時間の大半を費やしたくない。
仮に50億円貯めたとしても、死んだあとはただの紙屑でしか無い。
・どれだけのお金を貯めれば、自分はいい人生を遅れるのかを具体的に考えておくのは、
とても大事なことだと思います。
最近読んだ本で学んだこと(DIE WITH ZERO)
・71:DIE WITH ZERO 著者:ビル・パーキンス↓
https://ri-ken-bookinfo.com/%ef%bc%97%ef%bc%91%ef%bc%9adie-with-zero%e3%80%80%e8%91%97%e8%80%85%ef%bc%9a%e3%83%93%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b9/870/
・簡単に言えば、死ぬまでにお金を使い切って精一杯人生を満喫するための助言本。
・この本を読んで思ったことは、30歳での3千万と70歳での3億。
どちらが価値があるのか?ということ。
今まで考えたこともなかったが、少なくとも私には、30歳の3千万の方が価値があると思う。
つまり、使うべきときにはお金を惜しみなく使うことも大事ということ。
・話がそれましたが、お金は「貯める」だけでなく「増やす」だけでもない。
「使う」ところまで意識して、運用しなければならないものだと考えています。
・ただ、個人的には、この本の内容に全面的に同意しているわけではありません。
お金を使うことの難しさ①
・お金って増やすことも難しいが、実は「使う」のも難しいと思います。
ただ単にお金を使うことが難しいのではなく、「有効に」・「人生をより良くするために」使うことが
難しい。
・自分の人生にいつどれだけのお金が必要なのかは、考えておく必要がありそう。
必要に迫られて使うお金もあるだろうし、自分の趣味や旅行に使うお金もある。
「いつ、何がしたいからこのくらいのお金が必要か?」
ということを普段から考えておく必要がありそう。
お金を使うことの難しさ②
・例えば、グロース株に投資をして60歳で1億円貯めることに成功したとする。
これって、皆、使えるのかな?
ちょこちょこ切り崩していって、年齢を経る毎に減っていく貯金額を見て耐えられるヒトっているのかな?
・リーケンが最終的に高配当株投資のみにしたいのは、これが理由です。
死ぬときまでにお金を使い切ろうとは思わない。
配当金で生活し、貯金額は相場の上下動のみで切り崩さない。
これが理想かなと思っています。
4%ルール
・老後資金の使い方について、「4%ルール」というものが提唱されています。
「4%ルール」とは、1998年に米国のトリニティ大学で発表された、資産運用に関する論文
「Trinity Study」で提唱されたルールのことを指します。
・ざっくりいうと、ある配分で資産運用していたものを老後に4%の割合で切り崩していくと
相場の値上がりがあるので、切り崩しはじめて30年後も資産が残っている確率は○%だとかを
考えて作られた論文になります。確か、かなり高い確率だったはず・・・
2020年頃にもアップデートされていて、この法則はかなり高い確率で成り立つことが研究で証明されて
います。
もちろん、相場が上下動を繰り返し、リーマンショックやそれ以上の災害・危機が起こることが前提で
想定された論文になります。
気になる方は、調べてみてください。
論文上は4%ルールを守れば、資産の心配をする必要はないようだが・・・
・確かに研究結果では、大丈夫だと思います。
しかし、少なくとも私は、年齢と共に減っていく資産をみて、
ストレスを抱えながら生きていくのは嫌だと思いました。
・今は、給料をもらって、多かれ少なかれ自分の資産が基本的には、
増えることしか経験していません。
・しかし、収入がない状態で、貯金を毎日切り崩す生活は、考えただけでも恐怖を覚えます。
(たとえ何億円も貯金があったとしても・・・)
サラリーマンの方は、私と同じ感覚のヒトが多いのではないでしょうか。
・経営者や起業家の方は、ある程度の耐性があるかもしれませんが・・・
・テレビでたまにやっていますが、株式投資で何十億円も儲けたヒトが、
いつまでも株式投資をしているのは、やはり減っていく貯金に対して
恐怖があることも理由だと思います。
・一節では、お金を持っているヒトほどお金を失う恐怖心が強いようです。
・ZOZOの前澤さんのように、「お金は世の中を回るもので、なにか行動を起こす際のツールに過ぎず
使えば使うほど自分に帰ってくるものだ」という境地にまで至っているヒトは、どんな投資をしても使い方を
しても大丈夫だと思います。たとえ、お金をみんなに配っても・・・
・グロース株を運用する際の注意点は、たとえ運用がうまく行っていたとしても、
今現在の生活に使えるお金は増えないということを
意識しなければならない。ということだと思います。
・持っている資産やお金の量が増えていくだけという感じ。
実生活に影響がないので、お金持ちになっていることが実感しにくいかと思います。
そこを自分なりの解釈で、自分の人生に落とし込めれば問題ないと思います。
・資産運用も人生も人それぞれ。どのようにお金を貯めるのか?増やすのか?使うのか?どれも大切なことだと
思いますので、時間をとって考えることが大切だと思います。
(自分自身にも言い聞かせてます笑)
株式全般の取り扱いのある主な証券会社
※リーケンの独断で3社のみの情報に絞っています。
上記以外の証券会社でも、取り扱いのある会社はあります。