考え方編16:[金融投資(長期&短期)](投資スタイルの決め方)短期投資と長期投資
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リーケン
自分のスタイルどうやって決めようかな〜
何を基準に決めればいいのかわからないなぁ
博士
投資は、人の数だけ種類があると
言っても過言ではないのじゃ。
リーケン
だったら、余計にわからないや。
何から決めようか
博士
今回は、どんな銘柄買うか?
よりも保有期間の違い・・・つまり
「長期投資」と「短期投資」について
考えてみようか。

長期投資について

・主に「老後資金」の為に、長いスパン10年〜30年程度で運用を行っていくスタイルです。

 長期投資で保有する金融商品は、相場が多少上下動したところで、売らないです。

 基本的には、保有し続けると良いことが多いです。

・同じ「長期投資」といっても、どのような金融投資を購入するか・投資手法にするかによって

 購入するスパンも考え方も異なります。

インデックス投資(VOOやVTの場合)

・例えば、インデックス投資(S&P500に連動する商品であったり、全世界株を網羅する商品)で運用する場合

 は、定期的に買い付けたほうが、パフォーマンスが高い傾向があります。つまり、1ヶ月に1回

 何万円購入するというように決めて「機械的に」購入するのがコツです。

 (ただし、今までの歴史通り、長期的に見て右肩上がりのグラフを描くことが前提です。)

高配当株投資の場合

・高配当株投資であれば、「購入する時期」がとても重要です。

 同じ会社で比較した場合、株の値段が下がれば、配当は多くなりますし、株の値段が上がれば、

 配当は少なくなる傾向があります。(あくまで一定の業績を維持している場合です。)

 インデックス投資のように「機械的に一定額、毎月購入」よりも「然るべきときまで現金で貯金し、

 株価が下落した際に一気に購入」の方が成果が出やすい手法です。

 

・購入時期の見定めが必要なので、インデックス投資よりも手間がかかります。

 また、「株価の底値」なんてものは世界中の誰も知りえませんので、自分なりに割高か割安を分析し、

 「割安」と判断した時に購入しなければなりません。

 もちろん、その業界がこれから先に何年も事業として成り立つことが前提です。

短期投資について

・本来、株を購入する際に考えるべきこと・・・これからの業績、数年後の需要etc. は、あまり関係なく、

 テクニックやそのヒトの先読みスキル人心把握術、チャートスキルが重要です。

 長期投資とは、全く別の能力・スキルが必要になってきます。

・極端に投資成績に差が出て、大負けも大勝ちも、億り人の誕生も破産者の誕生も・・・

 短期間に生まれるのが、こちらの投資手法です。

長期投資と短期投資・・・どちらを行えばよいか

・結論

 収入・年齢・経験・性格によって、資産の内の○%を長期投資、○%を短期投資に分ければ良いと思います。

 このように配分することも、「リスク管理の一貫」ということになります。

 投資で重要なことは、「一時の儲けよりもリスク管理が大事」だとと言われています。

 とくに、日本人は0%か100%かで決めるヒトが多く、リスク管理が苦手な傾向にあるようです。

・初心者は、長期投資からゆっくりと始めるのが良いと思います。

 相場や株式はこんなもんだと慣れるのが大事で、少しの急落や上昇に一喜一憂してしまうと

 長期投資は、もちろん短期投資ではもっと勝てないからです。

 株式投資ほど、自分の感情と上手に付き合わなければいけないものはありません。

 また、長期投資を100%の比率で行うというのも良策だと思います。

 短期投資は相対的に負ける確率のほうが高くなりがちですから。

・ちなみにリーケンは、短期投資の割合は、10%前後にしています。

 理由は、短期投資は時間もとられるし、メンタルも削られるからです。

 短期投資に労力やメンタルを取られるよりも、本を読んだりするほうが遥かに

 有意義だなぁと考えているからです。

  短期投資0%にしない理由は、自分の考えの範囲を狭めたくないからです。

 なので、中・長期狙いの個別株なんかもチョロチョロ購入したりもしています。

 要は、0か100かではなく、「配分」しているということです。

株式投資ほど、自分の感情と向き合わなければいけないものはない

・この項目は、インデックス投資を行う人は、関係のないことです。

 なぜなら、一度、定期買付の設定をしてしまえば証券会社が毎月自動購入をしてくれますから。

 インデックス投資で重要なのは、これからも上がり続けると考えた指標に対して

 感情を無にして、機械的に購入し続けることだからです。

 一旦始めてしまえば、何も考えなくても大丈夫です。

 むしろ、変に考えて、売ったり買ったりしてしまうと損をしたり利益が取れなかったりします。

・インデックス投資以外の投資手法を行う方は、絶対に100%ぶち当たる壁があります。

 「自分の感情と向き合う」という壁です。

・例えば、自分が「アマゾンの株」を買ったとします。

 すると、不思議なもので「アマゾンの良い情報、株価がこれからも上がる理由」ばかりを探してしまいます。

 アマゾンが自分の業種で新規顧客が取れない状態まで、

 すでに広がってしまっている状態なら、さすがのアマゾンでも株価が天井を迎えるでしょうし、

 これからはシェアを奪い合うことになって株価が下落傾向になるかも知れません・・・

 というようなことを考えることができなくなります。

・自分が「ロレックス」を購入すると、ロレックスをやたらと街で見かけるようになる・・・

 というのと似た現象、つまりヒトとしてゴクゴク当たり前の反応・感情に対して

 株取引を行う場合は、向き合う必要があるということです。

・つまり、いかにポジショントークしないメンタルに持っていくか、自分を俯瞰して見れるかが

 重要になってきます。

株式全般の取り扱いのある主な証券会社

本商品の取り扱いのある主な証券会社
証券会社名取り扱いの有無
楽天証券
SBI証券
マネックス証券

※リーケンの独断で3社のみの情報に絞っています。

 上記以外の証券会社でも、取り扱いのある会社はあります。

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