デッド・キャット・バウンス(2022/2/3現在)](https://ri-ken-bookinfo.com/wp-content/uploads/2021/08/2.png)
・デッド・キャット・バウンスは株式用語です。意味としては、株価大幅下落後に一時的に小回復することです。死んだ猫が落下して、バウンドすることみたいな相場という意味らしいです。アメリカらしい洒落が効いた言葉ですね。

・理屈から考えますと、ナスダック市場の今後数年間は、下落しか考えられないと思っています。理由は、もちろん皆様もご存じの利上げです。ハイパーグロース株が多いナスダックに上場している会社は、異次元の借金をして、自分たちのサービスや製品を独占するまで広めます、独占し切った後に利益の果実を得て、借金を返していきます。
・今回の利上げは、大きなものになります。アメリカのインフレ率は、6〜7%と言うような、とても大きなものになっており、このようなインフレを止めるのは並大抵の利上げでは間に合わないと予想され、QTと呼ばれる資産縮小も同時に進行されます。これらは、全ての要因は、グロース株にとって逆風でしかないです。
靴磨き屋が株を買えば株式市場は暴落する
・最近はツイッターを見ると、レバナス、レバナス、レバナス、ナスダックかレバナス・・・これは、やばいなと思いました。株式に興味のなかった大多数がレバナスの話をしています。現在のナスダック株式市場は、ババ抜きにしか見えなく、私の目から見てとても怖いもの見えます。
・2022年1月のナスダック市場の下落をみて、積み立て投資をしていこうと考えて実際1株だけですが購入してしまって言うのもなんですが、現在のハイテク株は投資で利益を得たいという観点から見ると、あまり良いものではないと思います。特に、GAFAMの業績は凄すぎて、もう伸ばすところがないくらいの企業たちであり、逆に言えば伸び代が少なすぎるように感じます。長期投資では、この先数年は購入しないかもしれません。
・ただし、そんな中でも優秀なETFは存在すると考えています。ただし、劇的に資産を増やしてくれるようなものではなく、長期で見れば、増やしてくれる可能性が高いというだけです。付き合い方としては、人生の中で使えるお金を少しだけ増やしてくれるものという程度の捉え方が一番良いかもしれません。これらのETFの中にはGAFAMも入っているのですが、割合はQQQやレバナスに比べて少なめです。
おすすめの投資商品を挙げておきます
①S&P500に連動する商品、米国株の成長を取り込むことができるETF
ETF: VOO
投資信託: eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
②アメリカ市場全体に分散投資できる商品、米国株の成長を取り込むことができるETF
ETF: VTI
投資信託: 楽天・全米株式インデックス・ファンド
③先進国・新興国関係なく全世界の株式に分散投資できる商品、世界経済の成長を取り込むことができるETF
ETF: VT
投資信託: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・今後10年間も米国が世界経済の牽引役になるなら米国株投資ですし、今後は世界の中心はどこか別の国に変わっていくと考えるなら全世界株投資だと思います。どれに投資するかは、自分の頭で考える必要があるかと思います。
おすすめのネット証券会社
※リーケンの独断で3社のみの情報に絞っています。
上記以外の証券会社でも、取り扱いのある会社はあります。
暗号資産の取扱い会社